2018年5月18日金曜日

委員会調査の「その他」

2018. 5. 17.
また ご無沙汰をしてしました。
15日は、午前が生活福祉常任委員会、午後に総務文教常任委員会。
内容の要約は、町政報告に掲載しますが、
総務文教の『その他』で、期せずして
1. 消防団から議会に対し、防災ラジオ配布の要望書が出されました。
2. 総務部では、3月議会で削除された防災ラジオ配布について、
    「やるとなったら、こんな風に」という考えが示されました。

実はこの『2』、限界ギリギリ感があります。
悪く観れば、3月議会で当初予算から削られた事業について
執行部は細かな検討を進めていたことになります。
議会との関係で言えば『議会軽視』、
議事進行上なら『事前審査』につながりかねません。
でも、仕方のない面があります。
それは当初予算の段階で、細部まで詰められていないことが
削除を理由の一つであったからです。

この辺が、そもそも面妖だと思うのです。
事務事業は、当初予算の段階で細部まで決まっている必要もなく
またきっちり詰められている方がおかしいのです。
当初予算と言うのは、言わば年間事業計画です。
民間組織で言えば『総会』で決めるような内容です。
それぞれの事業は、執行側の担当部担当課が
細かく計画を立てた後、執行されます。
一方の住民代表の議員が関与するなら、この計画の段階で
考えのすり合わせをして、その精度を高めれば良いのです。
大きな問題なら議員全員協議会を開いてもよいでしょう。
大きく予算の変更が必要なら、臨時議会かまたは専決処分です。
とにかく議員は、行政の執行をしません。
執行側の役員なら『役員会』とか『理事会』がありますが、
執行者ではない私たちは『議会議員』です。役割が違います。

ご理解が得られれば幸いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿